ブログdeじゃむたん通信

日常やちょっとだけボードゲームのことなどゆるーくお伝えします

 イタリア旅行

エッセン旅行記2012 その4

3日目~ヴェネチアでアウグーリオ ボナーノ

はい、タイトルから嘘つきました。行ったのは10月なので新年の挨拶していません。

朝は優雅に中庭でエスプレッソを飲みながら、とりあえず一通りのハムを食べる。
ヨーロッパの朝食バイキングはホテルによって凄い豪華なんですが、パン、ハム、チーズ、シリアルがメインです。ちなみになんかジャムみたいなのが入っていたクロワッサンが美味しいです。
散策
時差の関係でヨーロッパに行くと早寝早起き。ということで朝も早くから動きだしましたが特に用事がないので、近場を散歩してゆっくりすることに。

おみやげもの屋を見ていたら、前の年にドイツで買ったレモンリキュールが売ってました。ドイツ産じゃなくて、イタリア産だったのか、あれ。
イタリアっぽい小物みやげをいくつか購入して、いざホテルを出立。来たのと同じように水上バスに乗る・・・はずが、チケット売り場が見当たらない。

乗るところ自体はわかったのですが、チケットを売るところがどうも閉まっているよう。
近くの待っているジェントルメンに片言の英語で質問すると、イタリア語しかわからない、みたいな返答が返ってくる。
水上バスが来たので乗ってみて、船頭さんにノーチケットって言ったら、船の中で買えました。

ということで色々あったけど楽しかったヴェネチアを後にします。
空港
マルコポーロ空港に到着するとなんか凄い人ごみ。
日本人観光客の団体が移動するのに苦戦していました。うちはそのままシェンゲン協定内のドイツまで、エアベルリンで向かいます。

悪天候により飛行機がだいぶ揺れましたが、エアベルリンは快適でした。
なんかハート形のチョコレートも貰いました。
雲の上
イタリアを後にして、デュッセルドルフ空港へ。そのまま見知った電車に乗ってエッセンに到着しました。
荷物を置いて宿にベースキャンプを張り、翌日朝から別の場所に行きます。

ということでイタリア編はここまで。

考えてみたらドイツに行くようになって、初めてのドイツ以外の観光でした。
提督の細かい準備のおかげで移動にも迷わず、ホテルでもスムーズ。
特にヴェネチアは色々見てみたい思い入れの多いところだったので、とても楽しかったです。

現地ツアーを申し込むと色々と便宜があるうえ小回りが利いてお勧めです。
地元の人用の出店は発見するのが難しいけど、安くてうまいです。(ちなみに1度しか発見できませんでした。同じ店に到着しなかった)

そんなこんなで、ドイツ編突入です。

エッセン旅行記2012 その3

2日目~カナルグランデでゴンドディエーレ

そんな感じで続きました。ヴェネチア2日目の午後。サンマルコ広場でツアー解散したところから始まります。
フラフラしながら、リアルト橋付近まで帰って行き、その辺のカナルグランデでゴンドラに乗ろうと画策。
この時点で天気がよくなかったものの、そもそもその日は雨の可能性が高いのにずっと天候がもっていた状態でした。

ヴェネチアといえば色々ありますが、最大の特徴はこのゴンドラでの観光。
水の都と呼ばれ、あちこち運河が走っており、それを橋かゴンドラで行き来しているのです。
生活の移動手段としてのゴンドラもありますが、観光用は豪華に装飾してあります。

ゴンドラをこぐ人はゴンドリエーレと呼ばれ、ヴェネチア観光の花形。昔はゴンドリエーレの家系の子孫しかなることができなかったのですが、最近はルールが変わってきたようです。
しかも女性の漕ぎ手(ただし協会に属していないので、正確にはゴンドリエーラではない)も出てきたようです。何にしても特殊技術が必要な難しい職業です。

そしてゴンドラは乗り場によってコースがある程度決まっているようです。逆に言うと見たい目的地がある場合はそこが含まれているルートのゴンドラに乗る必要があります。
ということでリアルト橋付近ならいいかな、と乗ってみました。
料金は交渉する人もいるようですが、ゴンドラ協会によって明確に決まっているようで、ショート、ミドル、ロングから選んでくれ、ということでミドルを選択。
乗り合いという話も聞きましたが、提督と2人だけでゴンドラ乗船です。(料金を値切りまくった人が適当に済まされた的な話も聞くので、サービス業は値切らない方がいい気がします)
ゴンドラ
ゴンドラに乗ってまずはリアルト橋を下からくぐる・・・ ということろで豪雨。
そらもうびっくりするほどの豪雨。
手にカメラとアリア社長を持っているので、とりあえず傘で凌ぎながらリアルト橋の下で準備。
他にも何艘かのゴンドラがいます。

他のゴンドラに乗っている客と苦笑しながら雨が止むのを待ちましたが、止まないのでそのままGO。
雨だし小さいゴンドラは凄いゆれると思っていましたが、操舵技術が高いのか余り揺れません。そして狭くて「通れるの?」的な水路をスムーズに進んでいきます。
マルコポーロの生家を通り、細い水路を抜け、他の団体客とかとすれ違ったりします。
細い水路は他のゴンドラとぶつかる可能性があるため、通るときに掛け声を掛けていました。
ゴンドラ
道を歩いているときは、ゴンドラに乗っている人を見ていたのですが、自分がゴンドラに乗っていると観光客が見てきます。
そしてビデオを構えているので、やたらピースしてくる観光客がいっぱいいました。なんという緩い感じ。

ゴンドリエーレの歌まで付いて、ゴンドラクルーズ終了。大雨になりましたがいい経験でした。
(ちなみに細い水路を通る時は生活排水で臭いという話もありましたが、雨のおかげで気にならなかったです)


ゴンドラ降りたら雨が止みました。

ということで一旦ホテルに帰って着替えて再出発。
メインルートの移動には慣れてきたので、サクサク移動してサンマルコ広場まで戻ってきました。
目的地は、姫屋のモデルになったホテル。ヴェネチア屈指の高級ホテルであるダニエリです。外装はばっちり姫屋でした。
ダニエリ
このあたりですでに夕方。朝来た時には混んでいた大鐘楼が、ふと見たら空いている。
営業時間を見たらまだギリギリやってるので、飛び込みました。階段は残念ながら使えなかったので、エレベーターで頂上まで。
大鐘楼
ヴェネチアを一望できる大鐘楼(カンパニーレ)。赤い屋根が続く島は、まさしくボードゲームとかでよく見るヴェネチアでした。
ただ、すでに日も落ちて、風も強かったので物凄い寒かったです。

カフェ
下に降りたら既に外は真っ暗。カフェフローリアンに入ろうと思うも、混んでいるので外装を眺めてから帰ることに。
帰る途中少し道を外れたら完全に住宅街の迷路に入り込み、地元のスーパーみたいなところで食材を買ったりしながら何とか帰宅。本当に一歩中に入ると迷路です。
夜景
既にイベントが多すぎて数日くらいいるようなヴェネチアも明日で最後です。

エッセン旅行記2012 その2

2日目~ヴェネチアでドゥカーレ宮殿

はい、完全に観光モードの2日目です。
朝から教会の鐘が鳴っています。というかなんか止まりません。えらい長いこと鳴っています。

えー、結論から言いますと、アクアアルタを告げる鐘でした。

前日に記載しましたが、ヴェネチア自体が海の上(正確には潟の上)に建っているため、ちょっと海面が上がると道が水没します。
それがアクアアルタ。広場は水没し、高さによっては店の中まで水が入ってくるようです。

比較的朝早く起きたので、朝食をとった後、中庭にて優雅にエスプレッソ(ヴェネチアは狭いので、小さい中庭があるだけでも凄い)。
ちなみに結構良いホテルだったので、朝食が美味しかったです。

折角来たので、アリア社長を連れて街中散策です。
水あふれ
目的地があるものの、まずは島中央のリアルト橋へ。途中活気のある市場などを見ながらリアルト橋到着。大運河カナルグランデを越えることが出来る大きな橋で、橋の上に店が並んでいます。一応観光名所。
というか、リアルト橋から運河を見ていたら、だいぶ浸水していました。やってきましたアクアアルタ。

駅→リアルト橋→サンマルコ広場は観光ルートでもあり、道は細いものの店が結構あります。あと看板があって便利。
最初看板に気が付かなかったので苦戦をしながら、なんとか目的地のサンマルコ広場に到着しました。
到着してすぐは水が余り来ていませんでしたが、あちこちの排水溝からゴポゴポと水があふれ出てきています。

予定時間まで少しだけあるので、近くを見たり、あのお方を発見したりして過ごしました。
あのお方は本当に首だけぽつんとありました。


現地観光ツアー(個人申し込み)を頼んでいたので、そこで日本語が流暢なツアーガイドさんと合流。その頃には広場はだいぶ浸水し、渡り廊下的な台が出ていました。通るところが段々狭くなってきたので、渡り廊下が大混雑状態になってきました。
ツアーは自分達を含め、全部で5人+ガイドさん。ということで、まずはドゥカーレ宮殿に向かいます。
通常はチケットを買うのに並び、入るのに並び、結構な時間を使って入場するのですが、ツアーだとチケットが既にあり、入場場所も違うためすぐに入れます。

ということで、ドゥカーレ宮殿。
宮殿
海洋時代に繁栄を極めたヴェネチア。その総督「ドージェ」の宮殿です。
中は贅を極めたような装飾、高い天井に多数描かれている絵画。当時の武器などを展示してある部屋など、見ごたえ十分ですが、撮影禁止区域の写真は無いです(途中までは撮影OK)。
絵画に関しては知らない作者でしたが、ガイド付きなのでヴェネチアに縁のある作者を知ることが出来ます。歴史背景的な話も興味深かったです。

この宮殿、普通とは違いただ贅沢なだけではありません。裁判所としても使われていたので、囚人を連れて行く秘密通路などがあったりします。
そして小さい運河を挟んだ向こう側に、牢屋の建物があります。この間を渡しているのが「ため息橋」。とても綺麗ですが理由が連れて行かれる囚人のため息からきています。

牢屋も見ることが出来ます。近代的で贅沢な宮殿側とうってかわって、石組みで質素なつくりです。
教会前
ドゥカーレ宮殿を堪能した後、隣にあるサンマルコ寺院に行きました。こちらもガイドパワーですぐに入れました。
この頃にはアクアアルタは文字通り最高潮。寺院の中にも少し水が入ってきています。
こちらも撮影禁止なので写真はありませんが、結構大きく豪華でした。
・・・というか凄い行列でベルトコンベアみたいに順次見て回ったので、あまり覚えていません。

サンマルコ寺院の後は、ガラス工房見学です。正直こちらは興味は無いのですが、きっとこういうところに人を置いていくことで産業が成り立っているんだろうなーとゾロゾロ付いていきます。
広場のすぐ横にあるところに工房があり、そこでガラス細工作成の実演を見て、後はみやげ物コーナーを見ながらツアーは終了しました。

ということでちょっと長くなったので、2日目は2回に分けます。

エッセン旅行記2012 その1

ということで、なんだかエッセン旅行しかあげていないブログになっています。
しかもブログをお引越ししました。
お久しぶりです、karokuです。

今回は旅行期間中に書く意気込みでランバラル仕様の機械を持っていきましたが、結局1回も起動しませんでした。
例により他の人から猛烈に遅れてのスタートとなりますが、ざっくり書いていきたいと思います。
というか文字書くのが久しぶりなので、なんだかフランク過ぎる感じになっています。

今までどおり、エッセン中身はjamtan.netで、個人的な内容はこちらのブログでお送りします。
エッセンの中身自体はだいぶ前にあげてます。

今回の旅行では旅程も各自異なり、ミュンヘンで合流ということで、今回は先にヨーロッパ入りしました。
ということで前から行きたかったヴェネチアに行ってまいりました。


1日目~ヴェネチアでタントグラーチェ~

今年はそもそもドイツに入る前に、イタリアで遊んできました。
後入りのおのさん、零壱氏とはドイツで合流予定です。

そんなこんなで羽田→シャルルドゴール→マルコポーロ国際空港、という流れで到着。
こちらでの話では、ボードゲームは一切出てきません。

空からのヴェネツィア
マルコポーロ空港に到着すると、小雨が降ってるんだか降ってないんだかという微妙な天気。目的地ヴェネチアは島なのですが、
橋でわたるか船で渡る必要があります。なんか水上バスの小さいのに乗ってヴェネチア本島到着。ホテルは島唯一の駅の近く。
石畳の上を頑張ってスーツケースを運んでホテルに荷物を預け、とりあえず近場観光。
船おりる
近場だからと地図も持たずに出発したのが失敗でした。
とりあえず目的地である「Studiogiochi S.A.S.」付近に到着するも、これかなー?という状況。
そして買い食いしながら帰ろうかと思っていたのですが、これが物凄い入り組んでいます。

ヴェネチアは、干潟に杭ぶっこんで、その上に建物を作り続けたという人口島(というか正確には島ではないのかも?)。
あちこち細かい水路が走り、車が走るような大きな道もなし。輸送はもっぱら船というところです。
ということでそもそも大広間といえる場所は外洋に面しているところだけで、後は本当に細かくくねった道が続いています。

さながら、シティダンジョン。

一応一番大きな運河「カナルグランデ」が目印っぽくなっているので、その近くを動いていれば大丈夫かなーと思っていましたが、ふらふらしているうちにリアルト橋到着。ここがヴェネチアのど真ん中です。
リアルト橋
住宅エリアに入ると店も殆ど無く、街灯も無く、日が暮れてくると近場しか見えなくなってきます。
日が落ちてだいぶしてから見たことのある場所に到着し、やっとホテルに帰宅。

ちなみに夜はホテルの近くのレストランで食べようと思い、適当に目にとまった店に入りました。
片言の日本語勉強中のウエイターの居るレストラン。日本人観光客に慣れているのか、ヨーロッパではあまり存在しないとりわけ用のお皿も出してくれました。

ということで食事はこちら。
ごはん
イカスミスパゲッティ

イワシのマリネっぽいやつ

カプレーゼ

考えてみたら前菜的なものしか頼んでませんが、結構量が来た上に買い食いしていたので十分な量でした。
というか揚げたイワシと玉ねぎのやつが超美味しい。目の前海の街なんだから鮮度もよくて臭みが全くない。

イカスミスパゲティを初めて食べた提督も大満足でした。

余談ですが、買い食いはホテルから道に迷いまくったところにあった、1.5ユーロの地元の人が行くピザ屋。
薄くて大きなピザが1.5ユーロ。ブラボー。

イタリアは美味しいものが多いです。

ちょっとした散歩が大冒険になりました。
そんな感じで明日はヴェネチア2日目です。
ギャラリー
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