4日目~ミュンヘン近郊

朝デュッセルドルフまで戻り、再度エアベルリンでミュンヘンへ。
ちなみにまたハート形のチョコレート貰いました。
エアベルリン
エアベルリンは一応格安航空会社(LCC)に属しているものの、ワンワールドに加盟してマイルも付くし、機内サービスも割とよいです。
そして格安チケットは驚くほど安い。ということでヨーロッパ圏での移動にはとても重宝します。ちなみにヨーロッパ第4位の規模だそうです。

ミュンヘン空港に到着すると、先に到着していたおのさんがビールを飲んでいました。
今回の旅行は4人旅行なのに現地で合流し続ける空中殺法です。

鈍行電車のようなやつに乗り換えて、ハールへ向かいます。
行く理由が完全にうろ覚えだったのですが、到着したらフレンドリー紳士がお出迎え。
よくわからないまま市役所のいち施設に裏口から突入。電気が消えている中倉庫のような部屋に入ると、本当に倉庫で棚作成中でした。

ここに市に来た人にゲームを見せる部屋を作る、らしいです。
もう出来たのでしょうか(あれから1年たった)。

そこをさっくりと上がって、車でもう少し行ったところに到着。
「バイエルン・ボードゲーム・アーカイブ」
そこは物凄い量のボードゲームがありました。

入口からいきなり地下に行く道があり、進んでいくと地下室を改造して出来た秘密基地がありました。
見渡す限りのボードゲーム。十数部屋分のスペースがぶち抜きで存在し、そこに棚が延々と並んでいました。
棚
棚にはメーカー別に分けたゲームがズラリとあり、中には超貴重なゲームも置いてあります。
2万点+未整理のゲームがあり、今も増え続けているようです。
ボードゲームの保管&取材などへの協力が目的で、現在ではメーカーから新作が届く仕組みになっているようです。これはうらやましい。

これは文字で書いても分からないので、写真でご覧下さい。


ゲームを見ていたら、途中でおのさんが紳士ヴェルネックさんに色々と質問していました。
その時点で「これ作ったの自分なんだ」と言って指差しているのが、よく見るポーンマーク。
ここで初めて分かる衝撃の事実、ドイツ年間ゲーム大賞の設立者の一人でした(今は後進に譲っているそうです)。
感謝状的なやつ
とにかく元気な人で、元気の秘訣はボードゲームではなく、趣味のパイロットだそうです。仕事もボードゲーム関係ではないという。
ちょっと付いてこいと言われて建物の1階に行くと、そこは幼稚園になっていて、自分の孫のお出迎えだったり。

というか、幼稚園の地下に秘密基地作るって時点でなんというやり放題。
しかもアーカイブを作った原因が「ゲーム多すぎて奥さんに怒られたから」。ドイツでも置き場所に困るんだねえ。

話は尽きないものの、ヴェルネックさんと別れてミュンヘン中央駅に戻って、そこでホテルにチェックイン。
荷物を置いて市内観光です。
街中
既に見あきたガレリア、ミュラーという有名店舗は放っておいて、ヴェルネックさんおすすめの店に行ったりして、夜ごはんへ。

バイエルン地方っぽい料理が食べたいというおのさんの要望により、店が決まらず旧市街地を延々と歩き、やっとこ適当な店に入ってみる。
ここで飲んだビールはどちらかというと日本のビールに近い金色な感じでした。味も似ているような。
レバーケーゼなどを食べてホテルに帰りました。
レバーケーゼスープ
肉いも
ちなみにミュンヘンは場所によって治安が少し悪いと聞いていたのですが、ホテルの裏通りはずっと酔っ払いが騒いでいました。
正確には、酔っ払いが騒ぎながらホテルに帰ってくる、というのが延々と続く感じです。何人酔っ払いが居るんだ。

そんなこんなでミュンヘン一泊。
もう少しだけ観光が続きます。